エツ銀色祭り

現場監督の馬場です。
先日、佐賀市諸富町のエツ銀色祭りに行きました。
近年は毎年開かれている、エツという魚のお祭りです。
意外と知らない方もいらっしゃいますが、エツとはニシン目・カタクチイワシ科に分類される魚の一種で、日本では筑後川河口の下流域でしか取れない珍しい魚です。
痛みやすいので、6月~7月ぐらいの、ここの近辺地域でしか味わえない珍味?です(^_^)
なぜこの地域しかいないのか。
その答えは、むかし、一人の僧侶が筑後川を渡る際、お金がなく、渡し舟の船頭に払うお金がなくて困っていたのを、見かねた貧しい漁師が川を渡してあげました。
そのお礼に近くに生えていたヨシの葉を取り、それを川に浮かべたところ、たちまち魚(エツ)に変わり、この魚を取って生活の足しにしてくださいと言い残して去っていきました。
この僧侶はのちの弘法大師(空海)であった。という伝説が、筑後川下流域に伝わっています。(その他徐福説もあり)
淡白で美味しい魚ですので、興味があるかたは一度食べられてみてはいかがでしょうか(^_^)

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